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CARE AND CLEANING お手入れ・
クリーニング
(悉皆事業)

いつまでも
大切にしたいから

正絹と呼ばれる絹のきものはクリーニングの手法が当然のことながら、お洋服と全く異なります。特に豪華な加工のものや、凝った技法の、いわゆる逸品呉服と呼ばれるもののお手入れは従来より私どものような呉服専門店を通じて悉皆業者という専門の職人が行ってまいりました。ご着用後のクリーニングだけでなく、長年たんすにしまいっぱなしだったおきものの染み抜きやカビ取り、シワ取り、派手になってしまったおきものの染め替えなど、古いおきものも熟練の職人技であっと驚くほどに、ステキなおきものに蘇ります。ご相談、お見積りだけでも承ります。他店で購入されたものでも全くかまいません。ぜひお気軽にご相談ください。

KIMONO CLEANING きものクリーニング

  • しみ抜き

    しみ抜き

    20種類の薬品を使い分け、変色したシミを直したり、黄バミとなった胡粉を直したりします。職人の技術が問われる作業です。

  • 丸洗い

    丸洗い

    当社で行う丸洗いは、洗いから仕上げまで「手作業」を基本としています。使用する薬品も純度の高い状態に繰り返し戻して使用しています。

  • 洗い張り

    洗い張り

    仕上がりのきものを解き、反物の状態に端縫いし、水にさらして洗います。仕立て直しの際に必要となる作業です。当社では水洗いを基本とし、素材に合わせた洗い張りをさせて頂いております。

  • 染め替え

    染め替え

    仕上がりのきものをほどいて反物の状態で、地色替えを行います(柄の上から染める方法や柄を伏せて染める方法があります)。全体にシミがきついおきもの、派手になったおきものにお勧めします。

  • 湯通し

    湯通し

    大島・紬は、湯通しを行い糊気や不純物えお取り除きます。

  • 湯のし・
    解き湯のし

    湯のし・<br class="u-pc-none">解き湯のし

    蒸気を当て、生地幅を整えます。仮絵羽の場合は、解き湯のしを行います。

  • プレス

    プレス

    蒸気アイロンできものの着用じわをのばします。着用後、たんすにしまわれる前にお勧めします。

  • 仕立て

    仕立て

    国内手縫い仕立てからハイテク仕立てまで、お客様のニーズに合わせて幅広いメニューをご用意しております。又、仕立て直し、部分直しなども承っております。

  • 紋入れ

    紋入れ

    入紋・抜紋・縫紋を始め各種紋入れを、京都の職人が1点1点丁寧に入れさせていただきます。紋洗い・花紋も承っております。

  • 柄直し

    変色した箔やはがれた箔を熟練した職人の手によって再生させます。

    • 箔での柄足し

      箔での柄足し
      箔での柄足し
      箔での柄足し
    • 彩色直し

      彩色直し
      彩色直し
    • 刺繍での柄足

      刺繍での柄足
      刺繍での柄足
    • ピース加工での柄足

      ピース加工での柄足
      ピース加工での柄足
    • 金コマ直し

      金コマ直し
      金コマ直し
  • その他加工

    その他加工

    ご紹介したメンテナンス以外にも、ミニチェアきものや草履・バッグのリメイク加工等も承っています。

HOW TO CARE 脱いだらすぐに
お手入れしましょう

  • 外出から帰ったら

    まず最初に乾いたタオルで裾のほこりをはたきます。次に必ず手を洗ってからきものを脱ぎましょう。きものや帯には体の温もりと汗が目に見えなくてもこもるものですから、これらを除く為に衣桁かハンガーにきものと長襦袢を別々に掛けて、ひと晩風を通します。 このように陰干しをするときは、風通しのよい部屋を選び、直射日光を避けることが肝心です。部屋の蛍光灯も消しておいたほうがよいでしょう。この時に、シミや汚れの有無を調べます。目立たない小さなシミも時間が経つと生地を変色させたり、落ちにくくなりますので、出来るだけ早く専門家に頼みましょう。何のシミか分かっている時は、伝えると良いでしょう。

  • 虫干しの知恵

    どんなに丁寧にしまっても、タンスや衣装箱にきものを入れたままにしておくと、湿気をおびてカビや黄変などの原因となります。こういったトラブルを防ぐのに必要なのが「虫干し」です。特に最近の住宅事情では、室内の密閉度が高く湿気がこもりやすくなってしまいます。年に一度は必ず虫干しをしておきましょう!

    虫干しに適しているのは空気が乾燥している引き10月下旬〜11月下旬、もしくは1月下旬〜2月上旬です。湿気を取ることを目的としていますので、必ず窓をあけ風通しのよい場所に衣紋掛けやきもの用ハンガーに吊るします。この時、直射日光が当たらないように陰干しに。お部屋の照明が蛍光灯の場合には、虫干し中は必ず照明を切っておきましょう(変色の原因になりますので)。 ガスがこもるのを防ぐた為に引き出しや衣装箱等も乾いた布で拭き。風に当てて乾燥させます。どうしても虫干しの時間がないときは、タンスの引き出しを開けておくだけでも効果はあります。除湿剤も有効な手段ですが、空気に触れさせて「呼吸」させることが、トラブルから絹を守り、元気に保つ秘訣です。同時にタンスの中の空気も入れ替えましょう!着用が、一番の虫干しです。

    虫干しの知恵
  • 基本的なたたみ方

    基本的なたたみ方
  • 着用後のチェック箇所

    着用後のチェック箇所
  • ガード加工

    雨にぬれたら、汚れたら、シミになったら…そんなわずらわしい心配をなくし、きものをさらに楽しく、魅力的にするのが、パールトーン。繊維の1本1本の深部まで、パールトーンを浸透させることで高い撥水効果を発揮。生地本来の風合いや光沢、通気性を保ちながら、きものをシミや汚れ・縮みなどから守ります。まさに今まで不可能とされてきた水を使ってのお手入れも可能となり、きものに新しい魅力を加えることができます。

    • 雨の日でも安心してお召しいただける高い撥水生性が特徴です。

      試験の結果、パールトーンは撥水度が最高級5級であることはすでに証明済みです。

      高い撥水生性が特徴
      ※試験は、JIS-L-1092の繊維製品の防水性試験方法の撥水度試験による。
      高い撥水生性が特徴
      ※パールトーンをしたもの(左)と未加工のものにおしょうゆをたらしたもの。
    • 保管中、カビ発生の防止にも高い効果を発揮します。

      試験の結果、パールトーンのカビ抵抗性は3級であることが証明されました。

      カビ発生の防止にも高い効果

      ※上記試験結果は、京都市染織試験場の試験データによる。
      ※ご注意/保管状況により、パールトーン加工済みのきものでもカビが発生する可能性がありますので、年に定期的な虫干しをおすすめいたします。(着用が一番の虫干しです。)

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